スタッフのおすすめ
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ショコラティエ
- 著者:
- 藤野 恵美∥著
製菓会社の御曹司である光博の誕生日会に呼ばれた聖太郎は、そこで出されたチョコレートに魅了されます。それから、光博と聖太郎は一緒にお菓子作りを始めます。しかし、成長とともに境遇や環境の違う二人は次第に疎遠になっていき……?チョコレートが繋ぐ物語を、ぜひ堪能してみてください。
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パライパンマンマ ポプラせかいの絵本
- 著者:
- イ ジウン∥作 絵 申 明浩∥訳 広松 由希子∥訳
小さなマシュマロンたちが住むのどかな村に、突然妙な言葉が響き渡ります。声の主は、マシュマロンたちよりずっと大きい、怖い見た目のモジャモジャでした。どうしてモジャモジャは村にやって来たのでしょうか?妙な言葉の意味って?漫画の様なコマ割りが楽しい絵本に、ページをめくる手が止まらなくなることでしょう。
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灰色のミツバチ
- 著者:
- アンドレイ クルコフ∥著 沼野 恭子∥訳
戦禍のウクライナ。狙撃兵と地雷に囲まれた土地には誰もいなくなりました。春になり、養蜂家は安全な地を求め旅に出ます。たびたび登場する灰色のモチーフは、緩衝地帯(グレーゾーン)という意味だけにとどまらず、主人公を取り巻く重要なシンボルとして描かれます。悲惨な戦争の時代のなか、小説という形で抵抗し続ける著者の力強さを感じる一冊です。
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ソクチョの冬
- 著者:
- エリザ スア デュサパン∥著 原 正人∥訳
フランスと韓国にルーツを持つ女性と、フランス人のバンド・デシネ作家である男性の、愛でもなく友情でもない静かな交流の物語。女性が働く旅館に男性がやって来て……。韓国北東部にある束草(ソクチョ)という町を舞台に、冬の凍てついた空気をまとう、まるで映画を見ているかのような作品です。
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てぶくろがいっぱい
- 著者:
- フローレンス スロボドキン∥文 ルイス スロボドキン∥絵 三原 泉∥訳
ネッドとドニーの兄弟がいました。ある日、ドニーは赤い手袋をなくしてしまい……。この噂を知った近所の人たちが、街中に落ちていた赤い手袋を届けてくれたのです。あっという間にたくさんの手袋が集まりました。こんなに集まった手袋をどうしたらいいのでしょうか。そして、ネッドはいいことを思いつくのです。ひとつの手袋からはじまる、心温まるお話です。
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6カ国転校生ナージャの発見
- 著者:
- キリーロバ ナージャ∥著
学生時代、教室の座席はどんなレイアウトでしたか?お昼は給食?整列は背の低い人が一番前でしょうか?自分が当たり前だと思っていた学校の環境は、グローバルに見ると当たり前じゃないかもしれません。6ヵ国へ転校した著者だからこそ発見した、国ごとの学校環境の違いとは何なのか。勉強方法のヒントになる一冊です。
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ことわざ探検のススメ まなびの地図
- 著者:
- 時田 昌瑞∥著
エビではなく「麦飯で鯛を釣る」「アリで鯛を釣る」なんて言い回しがあったことを知っていますか?よく聞くことわざにも今では使われていないバリエーションがあったり、同じ意味のことわざでも国ごとに違った表現をしていたり……。多種多様なことわざの世界を探検できる一冊です。