スタッフのおすすめ
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透明なルール
- 著者:
- 佐藤 いつ子∥著
クラス替えで友達と離れてしまった中学生の優希は、新しいクラスメイトの前で本当の自分を表現できずにいました。その原因には、目に見えないルールがあったことに気づきます。そのルールとは……。誰もが一度は経験したことのある日常生活の思い煩いから、抜け出すきっかけを本書は教えてくれます。
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八月の御所グラウンド
- 著者:
- 万城目 学∥著
「みんな、生きたかっただろうなあ」八月の京都、早朝の御所グラウンドでは謎の草野球大会「たまひで杯」が開催される。試合に参加することになった大学生の日常と非日常が交わる、時を越えた奇跡の出会いに、じんわり優しく少し切ない気持ちになる物語です。不思議な余韻をお楽しみください。
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「言いたいこと」から引けるオノマトペ辞典
- 著者:
- 西谷 裕子∥著
お腹の痛みを伝える時にどのような表現を使いますか?「きりきり」や「ずきずき」「しくしく」などを付け加えると伝わりやすくなります。このような擬声語と擬態語の総称を「オノマトペ」といいます。本書で紹介されているオノマトペは、なんと2,400語です。聞き手に分かりやすく伝えたい時の表現がきっと見つかります。
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どうぶつたちのナンセンス絵本
- 著者:
- マリー ホール エッツ∥詩 絵 こみや ゆう∥訳
「オカピ!オカピ!どうしてないてるの?きみは世界中の動物園に、1とうか2とうしかいないんだよ。それってうれしくないの?」マリー・ホール・エッツがおくるナンセンスの世界。としとったカメには何をきく?キリンを飼ったら楽しそう。自由に想像してみてください。独特の目線で描かれたユーモアたっぷりの動物たちを家族で楽しめます。
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図書館のお夜食
- 著者:
- 原田 ひ香∥著
東京郊外にある、開館時間が夜7時から夜中の12時までの「夜の図書館」で働く人たちが描かれています。この図書館には入場料があり、基本、貸し出しはしません。そして、蔵書にもこだわりがあります。また、図書館で働く人にはまかないが付いてきます。メニューを心で味わいながら読んでください。食欲の秋・読書の秋を満たしてくれることでしょう。
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つきはかがやく
- 著者:
- パトリシア ヘガティ∥文 ブリッタ テッケントラップ∥絵 木坂 涼∥訳
夜空にかがやく美しい月。月はあちこちに住むシカやフクロウなどの様々な動物たちを照らしています。ドイツの作家が美しいイラストと文章で描いたこの絵本にはしかけがあり、月の姿がどんどん変化していきます。この本を読んだ後は、ぜひ本物の月を眺めてみてくださいね。