スタッフのおすすめ
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一心同体だった
- 著者:
- 山内 マリコ∥著
10歳から40歳まで、女性同士の友情をテーマに、主人公の友人が次の話の主人公となるリレー形式で描かれた、全8話の連作短編集です。「女の子」から「女性」へと年齢が変化してくなかで感じる心情や周囲との関係性の変化に、共感や違いを発見できる作品です。
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いつまでも
- 著者:
- アンナ ピンヤタロ∥さく 俵 万智∥やく
「おかあさんは、いつまでぼくのおかあさんなの?」と、子熊の“オリ”に尋ねられた母熊は「いつまでもよ」と答えます。でもオリは「いつまでも」が想像できません。母熊は「いつまでも」がどんなことなのか、そしてオリをどれだけ大切に思い愛しているかを優しく伝えます。親子の愛が俵万智さんの詩的な文章で綴られた、心温まる作品です。
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ハトはなぜ首を振って歩くのか 岩波科学ライブラリー
- 著者:
- 藤田 祐樹∥著
カラスやスズメと違い、ハトはなぜ首を振って歩くのか?疑問を抱いた著者は、視野や骨格といった体の構造や歩き方、行動などの観点から、他の鳥類や生物と比較し、その謎にせまります。様々な仮説を立て、実験と検証を繰り返し辿り着いた結論とは……?普段何気なく目にしていたハトを、じっくり観察したくなることでしょう。