スタッフのおすすめ
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きんつぎ
- 著者:
- イッサ ワタナベ∥作 柴田 元幸∥詩訳
うさぎと小鳥がお茶会をしていると、突然別れが訪れます。そして、うさぎは深い悲しみに沈みます。喪失の旅の果てに、何が待っているのでしょうか。最後に添えられたエミリー・ディキンソンの詩が心に残ります。人生を日本の伝統工芸「金継ぎ」になぞらえ、読む人それぞれが違う捉え方ができる美しいサイレント絵本です。
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賢治と「星」を見る
- 著者:
- 渡部 潤一∥著
大切な友や家族との別れ。賢治の深い悲しみと孤独を照らしてくれたのは、夜空に広がる満天の星空でした。星の光が彼にもたらしてくれたものはなんだったのでしょうか。天文学者である著者と共に賢治の人生をたどります。自分を犠牲にしてでも、皆の幸せを願い夜空を見上げていた賢治の姿が、目に浮かぶようです。
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いっこにこねこ
- 著者:
- しまだ はるお∥作 絵
「いっこ」「にこ」とアイスやクッキーを数えると、次に出てくるのはきまって「ねこ」。次の「ねこ」はどうなっているか、ページをめくるたびにわくわくします。数を数えながらリズミカルに読むのが楽しい絵本です。はじめて数にふれる子どもはもちろん、猫が好きな大人も楽しめます。
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〈読んだふりしたけど〉ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法
- 著者:
- 三宅 香帆∥著
名作を読んでいて「ぶっちゃけよく分からん」と思ったこと、一度は心当たりがあるのではないでしょうか。書評家として一日一冊以上読んでいる著者も、同じ悩みを抱えたことがあるようです。本書では、海外文学から古典作品、ドラマ化したSF小説など幅広いジャンルの名作を面白く読む方法について作品ごとに解説しています。
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黒部源流山小屋料理人
- 著者:
- やまと けいこ∥著
北アルプス・黒部源流の山小屋「薬師沢小屋」の厨房長として働く筆者が綴る山小屋での日々からは、動物との攻防戦、限られた食材で工夫された料理の知恵や山小屋の裏事情を垣間見ることができます。イラスト付きのレシピは美味しそうなものばかり。著書を通して、自然豊かな山と沢を感じてみてください。
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トドにおとどけ
- 著者:
- 大塚 健太∥作 かのう かりん∥絵
トドへの誕生日プレゼントを届けてほしいと頼まれたカモメ。カモメは一生懸命トドを探しますが、様々な動物をトドと間違えてしまいます。頑張りながらもなかなかトドに辿り着けない様子が面白おかしく、自然とカモメを応援したくなります。最後の展開までユーモアたっぷりで、繰り返し読みたくなる絵本です。