孤児となり声を失った萌花と夫の暴力から逃げてきたゆりえは、東日本大震災の避難先で老婆キワと出会います。3人で共同生活をすることになり、キワの奇妙な知り合いに驚きながらも楽しく暮らしていましたが、ある日人の心の闇につけいる恐ろしいモノが現れ・・・。心優しい妖怪が続々登場する現代のファンタジーです。
(萩生)
孤児となり声を失った萌花と夫の暴力から逃げてきたゆりえは、東日本大震災の避難先で老婆キワと出会います。3人で共同生活をすることになり、キワの奇妙な知り合いに驚きながらも楽しく暮らしていましたが、ある日人の心の闇につけいる恐ろしいモノが現れ・・・。心優しい妖怪が続々登場する現代のファンタジーです。
(萩生)
山や川、沼や池などに生息しているとされている「ヌシ」。それは信仰の対象であったり、英雄譚に登場する怪物であったり、姿形は様々で、日本固有の概念ではないかと著者は述べています。私たちは「ヌシ」とどのように関わり続けてきたのでしょうか。各地の伝承や文献などからその謎に迫り、ユニークな考察がされています。
(高橋貴)
紀元前から今日まで、月が人の生活にもたらした影響はどのようなものだったでしょうか。太陰暦と月の関係、宇宙と月の謎などをNASAの宇宙生物学者が分かりやすく解説しています。寒くなるこれからの季節は、月が美しく見える時期です。思いを馳せながら浪漫を感じてみませんか。
(三田)
班で新聞を作るために借りた本が、教室の「落とし物箱」に入ったままいつのまにか箱ごと消えてしまいました。箱はどこへ行ったのでしょうか?新聞は完成するのでしょうか?謎を追うなかで、バラバラだった班の5人に友情が芽生えていきます。ドキドキする展開が魅力的なお話です。
(川口)
お金の知識は難しいという印象から、大切だと分かっていてもなかなか手が伸びない方も多いのではないでしょうか?本書ではイラストを多用することで、視覚的に理解しやすい工夫がされています。各所にユーモアや豆知識が散りばめられ、楽しく専門知識を身に付けられます。
(坂本)
「おもちゃドクター」とは、その名の通り壊れたおもちゃを直す、玩具専門のお医者さんのことです。本書では、著者がおもちゃドクターになるまでの経緯や、これまでに直してきたおもちゃとその修理方法について書かれています。昔大切にしていたおもちゃのことを思い出しながら読んでいただきたい一冊です。
(阿部)
ふくろうさんに案内されて歩いていくと、いつも遊びに来ていた公園の奥に森が広がっていました。その森の中には、願いが叶う「まほうの絵本屋さん」がありました。そこでくろねこさんが選んでくれた絵本を読んでいると、森の中で不思議なことが起こります。色鉛筆で描かれた色鮮やかで温かみのある絵に、大人もひきつけられる絵本です。
(酒井)
映画の舞台となった場所は必ずしも実在するわけではないけれど、その舞台に立ってみたいと思ったことはありませんか?本著では、美しい街並みや史跡、絵に描いたような大自然やお城など、ディズニーの世界を彷彿とさせる素敵な場所が紹介されています。映画の解説や人物紹介と併せて読むことで、まるで映画の世界に飛び込んだかのように感じられます。
(大友美)
ドラマや映画ではよく見る刑務所ですが、実際に入所することになったらどのような生活を送ることになるのでしょうか。洗濯の回数や入浴時間、トイレの使用にまで厳格なルールがある一方、季節の行事に合わせた食事や映画鑑賞など、ささやかな楽しみもあるようです。受刑者のリアルな日常を知ることができます。
(亀橋)
中学生のミーンさんと仲間たちは、先生から「10年後、消える仕事、残る仕事を考えなさい」と課題を出され、とある研究所へ向かいました。
そこでは、バーチャルリアリティで未来の仕事を体験することができて・・・。
AIの進化により私たちの仕事がどのように変化するのか、ショートストーリーで紹介されています。
(高橋ひ)